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施術によって効果はどのくらい持続する?

目の下のたるみを解消する方法にはいくかありますが、大きく分けて継続的にケアしていく必要がある方法と、半永久的に効果が持続する方法とに分けられます。前者はヒアルロン酸やボトックスなどの注射系であり、後者は脱脂術などになります。

継続的なケアが必要なのは?

ヒアルロン酸注入やボトックス注入によるたるみ解消は、その効果の持続性が低いので継続的なケアが必要となります。

ヒアルロン酸注入では、へこんでしまった部分をフラットな状態にします。もともと体内にある成分なのでそのまま吸収されてしまいやすく、短期持続型では数ヶ月~半年程度、長期持続型で1年~1年2ヶ月程度しか持ちません。持続期間は短いのですが即効性は高いので、治療後すぐに効果を実感することができます。

また、筋肉の発達を阻止する働きを持つボトックスは、筋肉を麻痺させて目の下のたるみをリフトアップ。効果の持続は3ヶ月~8ヶ月程度と短いです。

半永久的に効果が持続する方法とは?

より効果的にたるみを改善するのであれば、脱脂術・ハムラ法・金の糸といった方法があります。

これらの方法がどのような手術方法を行い、メリット・デメリットは一体どのようなものがあるのかを細かく紹介していきましょう。

切らない脱脂術(経結膜脱脂術)

効果が長いと言われている経結膜脱脂術は、下まぶたにある余分な脂肪を取り除く手術の方法です。

高周波レーザー雌で眼窩脂肪を取り去るものなので、出血や傷跡が残ってしまう心配はありません。

メリット

傷が残らない

整形手術の心配事といえば、周囲に整形手術をしたかがバレてしまうことを回避したいと誰もが考えます。この手術の方法をとれば、傷跡が残りにくいので、周囲に気づかれないというメリットがあります。

ダウンタイムが短い

2〜3日で元の生活を送ることができることも、この手術のメリットの1つと言えます。もちろん、それでも違和感が生じてしまう場合がありますが、数日経過しても元通りに戻らなければ異常をきたしている場合だと考えても良いので、そのような場合は、担当したクリニックに一度相談しに行くのも良いでしょう。

クマとたるみを同時に解消できる

この脱脂術では、クマが原因のたるみの際に扱われる手術方法でもあります。

この手術方法を採用することで、たるみだけではなく目の下のクマを除去することが出来ます。

その結果として、たるみとクマの除去で若見えが期待できます。

このように、半永久的に効果が持続するだけでなく、手術跡が目立たずダウンタイムも短いといったメリットがあります。

それでは、デメリットはどのような点が考えられるのでしょうか。

デメリット

脂肪の取りすぎによるたるみ

脂肪を除去した部分が、たるみになってしまう可能性があります。また、脂肪で除去した部分を押してみると、凹みを確認することができます。脱脂術単体で行うと、このような凹みやたるみが生じてしまう可能性があるので、回避するために他の施術方法と合わせて回避することも検討しなければなりません。

術後に内出血が生じることも

人によっては、1週間程度内出血や腫れで悩まされる可能性もあります。これらの原因は、人によって異なりますがその多くが、人為的なミスが考えられます。腫れを回避するための対処方法を担当した医師に聞いて、万が一腫れが出てしまった場合の対応をしましょう。

ドクターの腕次第

手術の出来は、ドクターの腕にかかっていると言っても過言ではありません。良いドクターが担当すれば、腫れやダウンタイムの回復量が適切なものになりますが、あまり腕がよくないドクターになると、ダウンタイムも必要以上にかかり、場合によっては再手術ということも考えられます。経験豊富なドクターがいるクリニックを探すことも大切です。

脱脂術が向いている人

次のような人が、脱脂術が向いている人です。

  • 黒クマ
  • 目の下の皮膚がたるんでしわになっている
  • 目の下が膨らんでいる
  • 目の下にコンシーラーを使用

脱脂術は、加齢が原因のたるみに適した手術であると言えるので、40歳以上の人はこの手術を受けることで、悩みを軽減できるかもしれません。

ハムラ法

脂肪を取り出さず、凹んだ部分に余分な脂肪を動かして凹凸をなくす手術方法。

クリニックよって手術内容は様々ですが、効果的な手術方法として期待されています。

また、ハムラ法と比較される方法で裏ハムラ法というものがあります。

これは、影を作ってしまうくぼみを対処するもので、結膜と呼ばれる瞼の内側を切開する方法でハムラ法に比べて腫れや内出血が少なく傷が見えにくい方法として注目されています。

メリット

次のようなことがメリットとしてあげられます。

自分の脂肪を移動させるこの手法は、自然な仕上がりになります。また、まつ毛の生え際あたりを切開するため、傷跡も目立ちにくい仕上がりに。また、1回の手術で目の下の凸凹を解消出来る効率の良さも考えられます。

デメリット

傷が残る

メスを使用する手術なので、どうしても傷跡は残ってしまいます。

つり目になってしまう

たるみのつりあげ程度によっては、つり目になってしまうことが考えられます。これは、手術後につり目になってしまったかどうかを判断することができます。

ドクターの技術次第

ドクターの腕がハムラ法の結果を大きく左右するといっても過言ではありません。

美的センスのないドクターに担当されると、目が不自然な出来になってしまったり、先ほど紹介したつり目になってしまったりとリスクはつきものです。これを回避するためには、症例数の多いクリニックを選ぶようにしましょう。

ハムラ法、裏ハムラ法どちらを選ぶべきか

ハムラ法、裏ハムラ法はどちらとも長期間効果を持続させ、自然な目の下を形成するメリットがありますが、どちらが優れているのでしょうか。答えはどちらとも言えます。

人によって、ハムラ法が良い場合と、裏ハムラ法が良い場合があります。

裏ハムラ法は、一般的には目の小さい人、皮膚のたるみが多い、余分な脂肪が多い場合はオススメされません。もちろん、場合いよってはこの方法を勧められることもありますが、人それぞれなので、必ずカウンセリング時にどちらが最適かを医師と打ち合わせをすることをオススメします。

金の糸(ゴールデンリフト)

金の糸は、髪の毛程度の大きさで純度の高い金の糸を埋め込んで、若返らせる治療法です。

極細の針を使用して、皮膚の真皮層に格子状の糸を通します。

メリット

若見え効果

極細の金の糸を埋め込むことで、本来持っている細胞の活性化へとつながります。たるみだけ解消するのではなく、ニキビ、毛穴の開き、肌の老化、乾燥肌といったさまざまな症状を解消してくれると期待されています。もともと、金の糸は、古代エジプト時代から美容効果にあると言われています。

メスを使用しない

金の糸を埋め込む際にメスは使用しません。そのため、手術後に目元を確認しても手術跡が目立つということはないので、周囲に手術をしたことを気付かれたくない人にはオススメの方法であると言えます。

デメリット

金属アレルギーの人はできない

極細の金といっても、金属なので、人によっては金属アレルギーのような症状が出てしまうことがあります。もしも、次のような症状が現れた時は金属アレルギーの可能性があるかもしれません。

顔、頸部分が赤くなる
  • 腫れが生じる
  • 埋め込んだはずの金の糸が出てしまう

また、金属アレルギーじゃなくても、異物性肉芽腫が発症する可能性があります。

これは、長時間異物が体内にあることで炎症を起こしてしまう症状です。

手術前には、パッチテストをしますが、それでも反応が起きない場合があるのでこのようなリスクがあるという認識が必要です。

MRI、CTスキャン検査に影響が出る

健康診断で、MRIやCTスキャンをしてもらった場合、正しい診断をしてもらえない可能性があります。

場合によっては悪性腫瘍を発見できないケースもあるので、もし診断をしてもらう際は、必ず金の糸をどこに埋め込んでいるかを申告するようにしましょう。

科学的根拠に乏しい

美容効果がある手術方法ですが、医学的根拠が乏しく正式な治療法として認められていません。

確かに、手術を受けて改善した人もいますが、金の糸が直接改善しているという論文が発表されていないため、人によって効果が絶対出るというわけではありません。

まとめ

脱脂術やハムラ法は脂肪自体を取り除く、もしくは脂肪を移動させてしまうので、一度やるとその効果は半永久的に持続します。ただ、人によって程度は違いますが腫れてしまい、効果を実感するには1週間前後の時間がかかってしまいます。金の糸は、たるみやクマが解消されるだけでなく、肌自体が若返ったような効果も実感でき、その持続性も10年~15年程度と長いです。

ちなみに、脱脂術の効果をより高めたい、美白効果もプラスしたい場合はイオン導入という方法もあります。イオン導入は有効成分を肌の奥深くまで浸透させることができるので、肌を明るくするなどの美白効果だけでなく、クマやたるみ改善効果をより高めることができるのです。

このように、効果が持続的に続くことが期待される手術方法は多くありますが、どれも良いところとそうでないところがあり、人によっては全く効果を得られない場合もあります。

それぞれの特性を理解した上で検討することが必要と言えるでしょう。

半永久?それとも短期?

たるみを解消する方法はいろいろとありますが、どの方法を選ぶかでその後のケアが変わってきます。いきなり整形するのには抵抗がある…なんて人には、ヒアルロン酸注入やボトックス注入がぴったりで、お試し的に美容医療を試すのにいいでしょう。ただし、定期的に施術を受ける必要があります。脱脂術やハムラ法、金の糸などは、効果の持続性が高いですが、状態によってはメスを入れることもあると本格的な整形に。ただ、脱脂術などでは半永久的な効果が期待できるので、その後のケアは楽なものとなります。

どの方法にもメリット・デメリットがあるので、何を一番に優先したいのかを決めておくといいでしょう。また、たるみ予防に効く化粧品を組み合わせるのも一つの方法です。効果を実感するまでにちょっと時間がかかりますが、手が出しやすい強力なサポートツールと言えるでしょう。

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