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スマホ使用による目の下のたるみの原因

目の下のたるみといえば、年を重ねた人たちの悩み。しかし、近年では20代などの若い人たちの中でも、目の下のたるみを気にしている人がいます。その原因のひとつがスマホ。しかし、なぜスマホが目の下のたるみの原因となるのでしょうか。

目の下のたるみにつながるスマホの原因とおすすめのセルフケア方法を紹介します。

スマホの使用時間が増えている背景

今やスマホを持っていない人を探すことが難しいくらいに、誰もが使用している時代。電話をかけたいとき以外になにかを調べたいときにすぐにネット検索ができます。

コンパクトで持ち運びに便利なため、いつでもどこでも動画やゲームなどで楽しめるモバイルツールです。

スマホがなぜ目の下のたるみの原因になるのか

ブルーライト

スマホやパソコンから出ている青い光を、ブルーライトといいます。ブルーライトが目に良くないと理解している人がほとんどですが、具体的になにが悪いのかご存じではない方も多いはず。

ブルーライトの正体は、紫外線の次に強いエネルギーです。そのため長時間スマホやパソコンなどでブルーライトを浴びてしまうと、眼球にダメージを与えてしまうことに。

さらに、ブルーライトを浴びると私たちの脳に影響することがあります。たとえば、脳が朝だと勘違いしてしまい、寝つきが悪くなってしまうことがあるよう。その結果、成長ホルモンの働きが悪くなり、肌の老化や目の下のたるみを引き起こすリスクがあります。

目の周囲の筋肉が衰える

スマホやパソコンを長時間使っていると、目がドライアイになってしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。スマホやパソコンに集中していると、瞬きをする回数が減少してしまうことで目が乾燥する原因に。

また、瞬きをしないことによって目の周囲にある筋肉が劣化。周囲が固く目の下のたるみやシワといった問題を引き起こしてしまいます。

姿勢の悪さ

スマホを使うときは頭を下に向けて前かがみの姿勢になりがちですが、その姿勢のままで居続けることが目の下のたるみの原因のひとつ。

前かがみの状態でいると、頭を支える筋肉がゆるんでしまい、目の筋肉も衰えてしまうのです。また下を向く姿勢を続けていると、ほうれい線や二重あごも引き起こしまうこともあるので注意が必要でしょう。

さらに背中が丸まるような姿勢や首が前に出てしまう姿勢も、血行不良やリンパの流れを悪くして、腰や背中などの筋力を低下させることに。その結果、むくみや肌の弾力の低下を引き起こし、たるみにつながります。

スマホによる目の下のたるみの解消法

さて、ここまではスマホがなぜ目の下のたるみの原因となるのか、その理由を詳しく解説いたしました。ここからは、目の下のたるみの解消法をご紹介します。

スマホの使い方を考える

目の下のたるみをこれ以上悪化させないようにするためには、スマホを長時間使わないように気をつけることが大切です。

とくにスマホを使用する際は姿勢に気をつけて、前かがみにならないように意識すること。スマホを下の方で使わないようにするために顔の前側に持ち、目線と顔が下向きにならないように注意しましょう。

さらに、スマホやパソコンなどのブルーライトを軽減する画面設定とアイテムを使用することもおすすめです。

アイクリームでケアする

目の周りの皮膚は薄くて汗腺が少ないため、脂も少なく乾燥しやすい部分。とくに寒くて乾燥する冬は、目元の乾燥が気になる人も多いでしょう。目元の皮膚は薄いため肌にやさしくて保湿効果の高いアイクリームがおすすめです。

アイケアの方法は、朝や夜の洗顔後の化粧水の後にアイクリームを使用。だいたい米粒1つ分を指にとり、片方の目の下まぶた全体に点状に乗せてから、その後全体にゆっくりのばしていきます。

上まぶたも合わせてアイクリームのケアをするときは、むくまない程度にやさしくケアをすることがポイント。さらに目の周りの皮膚はデリケートなので、なるべく無香料、無着色、石油系界面活性剤フリーなど、刺激が少ないものを選ぶようにしておきましょう。

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つけまつ毛やまつエクをひかえる

つけまつ毛、まつエクといったアイメイクに気をつけることも目の下のたるみ対策におすすめ。なぜならつけまつ毛やまつエクは、目の下やまぶたのたるみを悪化させてしまう危険があるからです。

つけまつ毛をはがすときは、まぶたを引っ張りながらはがしてしまうとまぶたにダメージを与えることも。また、つけまつ毛の重みもまぶたに負担がかかりやすいことも注意しておきたいところでしょう。

まつげの重みになるまつエクも同様に、まぶたの負担になります。目の下やまぶたのたるみが気になる方は、つけまつ毛やまつエクの装着を控えておくのがおすすめです

目の周囲の筋力をアップさせる

スマホの使いすぎで衰えてしまった、目の周りの筋力をアップさせるエクササイズをしてみましょう。

まずは上まぶたを鍛えるエクサイズからスタート。目を軽く閉じてから力を入れて5秒間キープ。その後ゆっくりと目の力を抜きましょう。続いて目を大きく開き5秒キープします。このとき、眉毛を意識的に上にげるようにするのがポイントです。

次に、下まぶたを鍛えるエクササイズ。まず、人差し指と中指の二本の指で眉山の下にセットし、もう片方の手の指で目の下の下まぶたを軽く押さえます。その後、太陽の光などまぶしいものを見るような目をしてください。上のまぶたを動かさないようにして、下まぶたを引き上げるのがポイント。両方の目でそれぞれ10回行いましょう。

美容のプロに相談するのもおすすめ

目の下のたるみに悩む方は、スマホを使用する時に姿勢やつけまつ毛などのアイメイクに気をつけましょう。また、アイクリームでしっかりケアをすること、そして目の周囲の筋肉を向上させるエクササイズを習慣とすることにより、たるみのケアができます。

しかし、ケアやエクササイズを習慣化することはなかなか難しいところ。とくに目の下のたるみがひどい場合は、セルフケアだけで改善することが難しいでしょう。

このようなときは、美容のプロに相談するのがおすすめ。美容クリニックでは、注入による施術など切らずに目の下のたるみを解消する治療があり、手軽に受けることが可能です。目の下のたるみが気になる方は、まずはカウンセリングを受けてプロの意見を聞いてみましょう。